近頃、よく耳にします!【インクルーシブ教育】という言葉‼
皆さんの周りでは、聞いた経験はありますでしょうか?
現在、学校の先生でも、まだまだ認知されていない言葉ではあるようです。
ひと昔前と比べると、受給者証を受け取っている子どもが増えているように感じます。
また、学童期になると【診断書】も必要になるケースもあったり、
受給者は減っていく傾向もあるようです。
※【診断書】以外にも理由はあると思いますので、個人の見解です。
実際のデータでも出ているようですが、昔に比べ、より身近に感じるようにもなりました。
もっと身近に、社会全体として受け入れる体制と、人の理解が進む世の中を待っています♪
今回は、児童発達支援施設での勤務経験を活かし、実際の現場の現状も含めて書いていこうと思います♪
インクルーシブ教育の概要について!
インクルーシブ教育についてですが、
意味としては『障がいのある子と障がいのない子が共に学ぶ仕組み』です。
今までは、障がいがあるために、必ずしも十分に社会参加できるような立場でなかったケースも
見受けられましたが、今後は積極的に参加し、貢献できる仕組み作りが必要になってくると考えています。
文科省のHPより…(参照)
そして、これからの社会では、このような言葉が重要なキーワードになりそうですね。
・多様性
・専門性
しかも、今を生きる子ども達には、今の選択肢から選ばなくてはいけませんので、
その環境を作っている、大人達が立ち上がらなくてはいけない!と感じています。
それが、自分自身が療育に関わる仕事を選んだ理由です!
インクルーシブ教育のメリットって?
【共生社会の形成】という言葉が、文科省の概要一行目に載っています。
では、【共生社会の形成】ってどんなことがあるんでしょう?
・障がい者が積極的に貢献や活動できる環境にあること
・障がいに関係なく、学ぶことが出来ること
・特別支援教育を着実に進めていくと共に、多様な学びの場を提供していくこと
言葉では、このようなことなのだと思います。
ただ、障がいを持っている子どもにとっては、よりよい社会になるはずだと信じてもらえるような
実際の取り組みが気になります!
段階的にではありますが、障がいのある、なしに関わらず、可能性が広がる社会があることを創っていかなければと感じています。
インクルーシブ教育の土台作り?
これらの指針から、実際の現場ではどのような取り組みが始まっていくのでしょうか?
今は、まだ実感を感じることがなかなかありませんが、児童発達支援や、放課後等デイサービスの
施設は増えたように感じます。
また、学校でもより専門性を持った教職員の方々も増えているようです。
同じ部屋で、同じ教育を受けても、同じように受け取ることがしにくい場合もありますが、他にも問題点もあるようです。
・特別な対応がある(例えばノートの取り方など)
・問題数や作業が少ない といったところです。
その為、周りへの理解も含め、教職員の方々への負担も増えることも予想されます。

最近始まったことではなく、徐々に改革が進んではいますが、全面的な移行には、まだまだ時間がかかりそうですね。
インクルーシブ教育の未来‼
ですが、改革は一人で行うというより、社会全体を巻き込んで行っていくものだと思います。
その為には、まずは一人から始まることも理解していますし、何かしらの痛み(しわ寄せ)も伴うことも理解しています。
だからこそ、よりよい未来を創っていくためには、まずは必要な情報に触れ、お互いを想い、
必要な行動を取っていくことで改革は進んでいくものだと信じています。

大人も、子どもも同様に、【人の個性】をもっと大切にしていける社会になって欲しいし、
未来はそうなって欲しいと願っています!
実際には、子どもの得意を活かした取り組みもあるようです♬
子どもの好き、得意が世の中に広まってくれたら、嬉しいですね♫
コメント